迷える動物看護師のブログ

動物看護師歴14年目。いつまでこの仕事を頑張るか。迷えるアラフォー看護師です。

私にできること

かれこれ、この業界に20年近くおります。

動物病院という場所にこだわり、居続けた20年。

今思うこと。

 

この仕事に携われて心から良かったと思っています。

〇犬や猫たち(私のいる病院では他ペットさんは診れません)と

オーナーさんとの強い絆と愛情を肌に感じることができる。

〇『より良いペットライフ、治療、QOLの向上』オーナーさんが求めるものを提案させていただける喜び。

〇辛いときも嬉しいときも、一緒に共感ができる

 

毎日が新鮮かつ新しい学びを得ることができる場所だと感じています。

 

もちろん

気持ちが落ち込むことも多々あります。

採血がうまくいかなかったり、オーナーさんに責められたり

あのときもっとこうしていれば、と思うことも当然あります。

 

正直、給与も雇用待遇もとても悪いです。

夫には、「ボランティアみたい」な仕事とまで言われたことがあります。

 

辛くてやめようとも何度も思いましたが

それでもまだここにいる理由。

 

それは、やはり前述の喜びが大きいからなんでしょうね。

 

動物看護師は、自分の天職だと、言えます。

 

ただ、最近とてもつらいのです。

職場にいても、以前のように生き生きと働けていないと感じます。

失敗やミスをして責められやしないか

スタッフや院長の機嫌をそこねないだろうか

 

どこかで常に、びくびくしています。

 

失敗するな、ミスをするな、

実際院長はそうやって目を光らせるタイプです。

 

ADHD気味の私にとってはプレッシャー以外の何物でもなく。

オーナーさんやスタッフがいる前では笑顔を作っていますが

実際は能面のような表情になっているかもしません。

 

こんな自分はもうやめます。

今日からもう一度原点に返って自分の能力を最大限にいかせる仕事を始めます。

 

 

 

 

スタッフをなにとおもっていらっしゃる

経営者への怒りです。

先日、経営者より、勤務表の書き方についての指示がありました。

『先日の院内セミナーは勤務時間に該当しないので、その時間は省いて書いてください』

・・・

え?

セミナーは患者様に向けてご案内するフードについてのセミナーですよね?

みんな、それにあわせて時間をとって聞いているのですが。

それが給与の対象外ですと?!

 

耳を疑いました。

いや、実はこれ、以前にセミナーした時にも言われていたんです。

なので、またか。

というのが本当です。

数年前にも、同様のことを言われていました。

その後コロナ過になり、しばらくぶりのセミナーだったので忘れていましたが。

 

うちの病院、セミナーは勤務外に該当、内容がたとえ病院業務にかかっても

お給与はもらえないんですって。

それってアリなんですか!?

 

 

気になって調べました。

業務命令で研修・セミナーへの参加が命じられている場合は、労働時間になることは明らかです。ですが明白な業務命令によらない場合でも、次のような内容の研修・セミナーは労働時間になります。 

  1. 社員の仕事内容そのものと関係がある、もしくはかなり密接な関連性があるもの
  2. 職場環境の維持向上に関するもの(安全衛生に関するものなど)
  3. 法令で会社の義務とされているもの 

と書いてある記事をみつけました。

まさにこれですよね。

私たちスタッフが受けているのは患者さんにお勧めするフードメーカーの話や処方する予防薬の話。

これってまさに1.に該当ですよね。

 

れっきとした労働時間です。

これを労働とみなさず、なんというのでしょうか。

 

しかも、経営者である院長の発言に耳を疑いました。

 

『セミナーは意味があるものとは思えない。

 フードも薬も、資料に目を通せばわかる話。

 (そんなものに参加するごときで給与は払えない)』

()内は私にはそう言っているように聞こえました。

 

 

・・・・・はい?!

 

そんな経営者トップだから

話が通じるわけないですね。

 

私は怒りで眠れませんでした。

 

私たちスタッフを何とおもっていらっしゃる?!

オーナーさんがペットのために、食事をどうしたらよいのかとの相談

予防薬の投与の仕方や相談、

それは紛れもなく私たちスタッフが中心となってやっています。

より良い提案や対応ができるように、スタッフはまじめに一生懸命に取り組んでいるんです。

あなたのその発言で、その気持ちが踏みつけられたように痛みました。

 

かなしく、悔しいです。

 

院長にとって、私たちはその程度の人間ということでしょうか。

 

人柄がよく、優しく、ペットのために親身になってくれると

オーナーさんには人気の院長ですが。

 

院長の人となりを見てしまったようで愕然としました。

 

この先、このトップとともに歩んでいてよいのか

あらためて考えさせれる日でした。

世間はGWですが

動物病院にお休みらしいお休みはありません。

もちろんお盆や正月、祝日など一般的にお休みの日を休診にしている病院もあります。

が、既存患者さんの定期処置(点滴や注射など)、救急対応、預かりなどなど…

表向きには休診となっていても、実は稼働していることが殆どだと思います^o^

 

獣医師も看護師も十分揃っている大きな動物病院では、交代勤務やお休みをとっているところもありますが、一般的な個人経営の動物病院では獣医師は1人のことが多く、スタッフも2〜3人。

となると交代要因もいないので

休診日も何かしらの診察、処置が入ると完全にお休みという日は皆無です😓

 

私の勤めている動物病院はスタッフがそこそこいる(常勤5人+パート2人)なので、幸いお休みは取れています。

が、獣医師の院長は休めず、ほぼ365日働いています😅

 

休みたい…とぼやくこともしばしば(笑)

 

代わりに働けばいいのですが、さすがに獣医師の仕事は出来ません💦

また、私自身小学1年生と年少の子供を持つ母でもあるので、全ての時間を仕事に費やすことも出来ません🙅🏻‍♀️

 

出産前フルで働いていた時は

休みも関係なく、呼ばれればいつでも出勤して働いていたので

今の身動き出来ない状況にヤキモキする毎日です|( ̄3 ̄)|

 

もっと働きたいけど働けない

 

こんなジレンマを抱えているママ看護師さん、いますか?

 

 

ペットを飼いたいと思ったら

これからペットを飼おうかな~と思っている方にまずしてほしいこと。

それは

我が家がペットを飼える環境・状況なのか?

をまずは想像・検討してみてください。

 

  • 子供が猫を拾ってきた
  • ペットショップに立ち寄った時に一目ぼれしたペットがいた
  • 知り合いの人からペットをもらってほしいと頼まれた

 

などなど

飼うきっかけとなることは突然のこともあります。

 

できれば衝動的に飼うのはやめていったん保留にして

 

「うちでこのコをおせわできるのかしら?」

とおうちに帰って考える時間を作ってください。

 

なぜかというと、

ペットを飼うのには準備もいる

ということなんです。

 

外で子猫ちゃんを拾ってしまい、かわいそうなので家に連れて帰って飼うことにした

という話はよくあります。

もともと子猫ちゃんを受け入れるご家庭で、すんなりと飼育できる場合もあります。

 

・・・が、

 

☑拾っちゃったけどお世話する時間がないかも

☑家族にペット嫌い or  アレルギ-の人がいる

☑ペットにあてるお金の余裕がない

☑旅行や仕事で家をあける時間が長い

☑大型犬が欲しいけど家は狭くて散歩もあまり行けない

など、実は飼えない状況なこともしばしばあります。

 

飼ってしまって気づいたときには時すでに遅し・・・

 

ペットは窮屈でストレスの多い毎日を過ごすことになります。

飼い主さんにも余裕がない中でのお世話に苦しむことになります。

 

目の前にかわいい子猫ちゃんや子犬ちゃんがいると

「かわいいな~飼いたいな~」と思ってしまうのはよくあることです。

 

でも頭においておいていただきたいのは

ペットを飼うには、お金・時間・知識が必要だということ。

 

 ↑これ +プラス 愛情💛がいるのです。

 

ペットはモノではありません。

『いきもの』いのちある動物を預かるのにはやはり責任がいるのだと思います。

 

これは動物病院の仕事をしていて痛感しています。

 

私が過去に経験した悲しい記憶ですが

 

・高齢者が大型犬をプレゼントされ、子犬のころはかわいがっていたが

大きくなって力が強くなり、ひっぱられるので散歩にも行けず

わんちゃんはずっとリードでつながれっぱなし。

ある日、食事をあげにきた飼い主さんに飛びつき、転倒させ、

飼い主さんは骨折してしまった。

 

・尿路疾患で結石ができてしまったオスネコちゃん。

治療には通院したり療法食が不可欠。でも飼い主さんには時間もお金の余裕はなく

処置をすれば治ることが分かっているのに

どうしてあげることもできず弱って亡くなってしまった。

 

こんな状況に遭遇することが少なくなりません。

 

本当にやりきれない。

 

自分自身子育てをしていて、思うのですが

何かを養い育てるのは本当に大変です。

途中で投げ出したりはできません。

 

でも大変だけれど

そのぶんペットたちは飼い主さんにたくさんの笑顔と癒しを与えてくれます。

ペットを飼う楽しさ、お世話をすることでもらえる元気はかけがえのないものです。

 

飼い主さんの愛情と手当てをもらっているペットたちはみんな

本当にいい笑顔をしています。

飼い主さんへの信頼感、愛に満ちてキラキラしています☆☆☆

 

そんなペットたちが増えてほしいです。

 

 

今からペットを飼おうと思っている方、ぜひとも頭に入れておいてほしいことです。

 

今ペットを飼われている方

時間がない、お金の余裕がない、、、そういう方もいると思います。

そこでやめてしまわないでください。

工夫や努力で改善できることが何かあるはずです。

 

誰かに相談するのもひとつの手です。

もう一度日々の生活を振り返り、ペットのためにしてあげられること

考えてみてもらえませんか?

 

幸せ顔のペットさんたちを今後もたくさん見たい

そう願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

動物看護師のお仕事紹介

『動物看護師してます。』

っていうと、ほとんどの人から
『へ~動物の看護師さんって・・・どんな仕事?』

と返ってきます(笑)

 

ペットを飼ってない人にはあまり馴染みのないこの職種

 

 

私がこの仕事に就いたとき(15年くらい前)にはそもそも「動物看護師」という言葉自体存在が知られていませんでした(笑)

 

今では獣医学部と同じように動物看護学科をもつ大学や専門学校も

でてきたので、昔よりかはこの業種の存在が浸透してるかな~と

思っています。

 

 

今回は「動物看護師」の仕事について紹介したいと思います。

 

看護師=人間の病院の看護師さんのお仕事

と思い浮かべると思いますが、似ているようで中身は全然違っていたりします(笑)

 

人の病院の看護師さんは、医師の診察診断により患者さんの処置やケア、薬の投薬などされています。入院中の患者さんのお世話やサポートをしているのも看護師さんです。

 

動物看護師もその点は一緒です。

獣医師が診察・診断をするので、その内容と指示によって患畜(業界では治療をうける
ペットのことをこう呼んでいます)への処置やケアをします。

 

①まず違うのは、患者さん。

人のほうだと患者さんは言葉が通じるので直接対話・相談して治療が進みます。

動物病院は相手が動物なので、治療は飼い主さんを介して行います。

当然動物には会話が通じないので

「横になって~」や「口をあーんして」「手をだして」

なんて言ってもしてくれません(笑)

 

なので看護師は患畜さんの『保定』(診察の時に動いたりしないようにペットの体を

支えたり抱っこしたりする行為)をするのが大事な仕事になります。

もちろん暴れたり噛みついたりするコもいるので

 

獣医師も自分もが噛まれないように、患畜もケガをしないように

気も体力も使う仕事のひとつです。

 

 ②動物病院は総合病院

人間の病院は『○○科』というように診療科が細かく分かれていて

それぞれ専門の医師や看護師さんがいることが多いです。

動物病院にはそれがなく、基本的に「すべての症状をみる総合科」になっています。

診察する対象もわんちゃんねこちゃんからハムスター、ウサギ、鳥、爬虫類など

多岐にわたります。(※病院によっては対象動物を少なくしているところも)

 

なので

獣医師も看護師も様々な患畜と症例に対応する能力が求められます。

 

③受付や薬の処方、販売、オペの助手、入院中のペットのお世話まで業務内容は多い

大きな動物病院では受付担当、診療補助担当など個別にしているところもありますが

ほとんどは小規模の個人病院なので

受付も薬の処方、予防薬の販売・説明などもすべて看護師がやっています。

手術の助手にも入りますし、洗濯やお掃除もぜーんぶやります。

なんでも屋さんです

 

④国家資格ではない

人間の看護師さんは国家資格化された確立された職業ですが

動物看護師は2020年度現在、まだ国家資格にはなっていません。

(国家資格化されることは決まりますたが、まだ前準備段階です)

 

個人経営の病院が多いので、給与や社会福利などの待遇ははっきり言って

悪いです。

長時間重労働・休みなし・低賃金・社会保険などの保障がない・・・など

アルバイトさん並みの雇用条件です。

↑今はだいぶ改善されてきていますが、それでもまだまだ・・・

 

 少人数で業務を行うため、朝は診療前の準備から始まり、お昼は当日のオペや往診をこなし、夕方から夜の診察、終わってからも出入金や在庫チェック、さらに緊急処置の子の対応など勤務時間が12時間近くなることもしばしばあります。

 

休診日も急患対応・入院預かりをしている病院では休日も勤務しなければならないことも・・・

 

他にもいろいろありますが、ざくっというとこんな感じです。

 

どうです?

イメージが浮かびますか?

 

最近ではきれいでおしゃれな病院も増えましたし

専門学校・学科も充実してきたので以前よりこの業種が知られるようになり

この職に就く方も増えました。

 

私は15年以上前にこの仕事に就いたのですが

当時は初任給10万円、休みは週1回、勤務は8:30前~夜遅いときは12時ちかくまで

働いていました。お盆や祝日も関係なく診察していた病院だったので

心身ともに疲れてる毎日でした。

 

今は良心的な(?)病院に転職しましたが、

それでもお給与は一般的な会社員さんに比べるとだいぶ低く、勤務時間も長いです

(今はパートになっていますが)。社会保険も入れません。

過酷で低賃金。

そんな会社もたくさんあります。

介護業界や保育士さんもそういわれていますので

今はそういう時代なのかな~とも思ったりしますが…

 

ただ、私がこの業界に居続ける理由。

 

やっぱり 好きなんですよね。

動物にかかわれる仕事。飼い主さんとコミュニケーションをとりつつ

治療に携わり、改善した時の喜びと達成感。

 

これはお給与以上に得られるものが多いです。

                ※私の場合はですが( ^ω^)・・・

 

 

どのお仕事も大変ですが、

今このお仕事に関われていることに感謝しつつ

自分にできること

できればこの業種のことを多くの方にしってもらい

職場の環境や改善がなされるといいな、と思いこのブログをはじめます。

 

飼っているペットでお困りの方、ちょっと気になることのある方に

助けになる情報をお届けできればと思います。

 

よろしくお願いします。